ミヤログ. 写真機材と画像編集ブログ

名古屋在住フォトグラファーミヤタショウタのカメラや写真について考えるブログ。撮影内容や撮影機材について書いてます!

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【説明書】日本語のTT600説明書を勝手に作りましたのでどうぞご活用くださいませ!

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TT600の使い方を解説します。

TT600の並行輸入品を買うと中国語と英語でしか説明書がついてこないので使い方が分からないとコメントいただきましたので、僕のわかる範囲で和訳、説明させていただきます。

 

 

 

miyatashota.hateblo.jp

 

ハード、LCDパネル表示の説明

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11. モードセレクト / ワイアレスモードセレクト(右長押し以下同)

12. ズーム / ファンクションカスタム

13. グループセレクト / チャンネルセレクト(ワイアレスモードセレクト時のみ)

14. セレクトダイアル

15. セットボタン

16. パワーオンオフ

17. テストボタン (点灯している状態が発光できる状態)

18. フォーカスアシストビーム / ハイスピードシンクロモード

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19. マニュアル発光モード

20. S1フラッシュトリガリング

21. S2フラッシュトリガリング

22. マルチ発光モード

23. ハイスピードシンクロ発光

24. バッテリーレベル

25. ビープ音

26. スリープ

27. 過熱警告

28. ワイアレスシグナル送信

29. フォーカスアシストビーム

30. チャンネル

31. グループ

 

使い方

11.のモードセレクトボタンでマニュアル発光かマルチ発光かを選びます。

 

マニュアルの場合

ダイアルを回して発光量を決めます。

ズームを押してダイアルを回すと照射角が変更できます。

18.を押すと保助光が照射されます。

18.を長押しするとハイスピードシンクロモードになります。

 

マルチ発光の場合

◯◯ - △△Hzという発光回数とスピードを設定します。

設定の仕方は11.のボタンでマルチモードを選び、15.のボタンを押すだけです。

◯の部分は発光回数を示します。

△の部分は1秒を何等分したスピードで発光させるかを示します。

なので8 - 2Hzに設定した場合、1秒を二等分、つまり0.5秒ごとに8回発光させる設定です。

なので全ての光を記録するためにはSSを4秒以上に設定しなければいけません。

逆に言えば4秒未満の場合は全て発光させることはできません。

以上の設定をした上で発光量や照射角の決め方はマニュアルの時と変わりません。

 

ただ連続で発光させるので、発光の間隔、回数によって発光量に制限が出てきます。

ハイスピードシンクロも使えません。

発光量の制限は以下の通り。

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S1モードとS2モード

12.のボタンを長押ししてセットボタンを押して他のファンクションを無視していくと以下の表示になります。

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そこでダイアルを回してS1かS2を選びます。

S1はマスター発光に合わせて発光します。

プレフラッシュを使ってTTL情報を送るスレーブモードではプレフラッシュの時に同調して発光してしまうため使えません。

S2はプレフラッシュを無視して同調するのでTTLモードでのスレーブでも使えます。

 

両方ともマスターフラッシュの発光を受けてから発光するため、障害物などがあってマスターフラッシュの光が届かない場合は使えません。

 

ハイスピードシンクロ

高速のシャッタースピードでも幕切れの内容に発光します。

普通の発光に比べて発光時間が長くなるのでオーバーヒートが早くなります。

 

フォーカスアシストビーム

18.のボタンを押すとフォーカスアシストビームが点灯します。

ファンクションにて点灯時間を10秒、20秒、30秒と変えられます。

 

ワイアレスモード

モードボタンを長押しでワイアレスフラッシュモードになります。

モード長押し、ダイアルを回すとMとSが出ます。

Mはマスター(国内正規版のTT600は出てませんので日本国内ではマスターモードは使えません。)

Sはスレーブモードです。

 

Sを選んだらGR/CHボタンを押してグループとチャンネルを設定します。

マスターとなるX1のチャンネルと合わせてください。

グループは発光量を同じにしたいストロボ同士を同じグループに設定します。

 

ファンクション

ズームボタン長押しでファンクションの設定ができます。

それぞれダイアルで設定値を決めてセットを押して決定で次項へ進みます。

SL : スリープモードに入る時間。3,10,30,60分,オフから選べます

FC : フォーカスアシストが自動でオフになる時間。10,20,30秒から選べます

bp : セッティング時、チャージ完了時に鳴るビープ音のオンオフを選べます。

bL : バックライトの点灯設定。オン(常に点灯)、12(操作時に12秒点灯)、オフ(常に消灯)

OS : スレーブモードの選択。S1,S2

 

仕様書

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以上です。

最後の仕様書に関しては英語読めなくてもわかりますよね。

 

マニュアル用ストロボってことで単純な操作系です。

なにか分からないことがあればコメント欄に書いてくださいね。

 

照射角ごとのガイドナンバーが書いてないのが残念だな〜。

 

読んでくれてありがとうございました!

面白いと思ったら是非シェアして広めてくださいね!

ではまた。